どこの誰が言ったのか知りませんが、「白鷺城」をもじって「白過ぎ城」だと。。。

言い得て妙とはこのことで、本当に真っ白でした(丸一年経っても)。 いやいや、マジで、あれは白過ぎかも。

なんていうと、またまた城マニアの方からお叱りを受けるかもしれませんね。 ぱんだは、人生初の姫路城ですから、やはり白い方が良いに決まってますけども。。。

何年か前のNHK大河ドラマ「黒田官兵衛」では、城というよりは砦のような姫路城でしたが、いつのまにやら日本初(確か、奈良の法隆寺と同時)の世界遺産に登録されるまでに「出世」するとは!

それにしても、観光客の数はそれほどでもなく、土日や休日は別としても、割と見やすいお城でしたね。 地元の方々は、まだ観光していないという方が多いようです。 まー、いつでも行けるという気持の表れなんでしょう。

このお城、城ブームの火付け役には違いないのでしょうが、昔からやたらとテレビなどで取り上げられていますので、入口から天守へ至るまでの道のりは大体は解っているつもりでしたが、やはり実際に行ってみると迫力も美しさも段違いです。 当たり前なんですが、あのLIVE感はハンパないです。 「城を攻略する」という言葉があるように、やはり、敵からの侵入をいかにして防ぐか、効率よく攻めるにはどうすればいいかという「戦」備えのシステムが上手に構築されていて、女性より男性の方が興奮度は高いのでしょうね~。 城の規模という点から見れば、大阪城や名古屋城の方が大きいのかもしれませんが、縄張りや天守の美しさは唯一無二ですし、江戸初期から現存しているというのが凄いです。

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観光客で思いだしましたが、スーツ姿にアタッシュケースをぶら下げたサラリーマン風の団体さんがゾロゾロと天守へ向かっていました。 なんか、異質な雰囲気でした。 でも、皆さん嬉々とした笑顔でしたから、何かの会議で姫路に集まり、それが思ったより早く終わったんで、それじゃあ、化粧直しされたお城でも観に行くか的なノリだったんでしょうか。

それから、タンクトップにミニスカ姿の外国人観光客の若いお嬢さんがた。 お願いだからスタスタと階段を上り下りしないで下さいませ。 オバサンはもう、ハラハラしっぱなしですわー。 あり得ないような鋭角度の階段を、素早く動ける身のこなし。。。 それには、ひたすら羨望以外の何物でもありませんが。。。

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これは、中庭から撮影したものです。 天守へ上った人だけが通れる場所。 下に、一人人物が写りこんでいますが、サイズの比較になると思います。

城といえば、どこも3層から4層ですが、ここは6層ありますので、4階まで上ったところに係員が立っていて、「最上階は6階でーす! あと2階、上ってくださーい!」という、超当たり前の、どーでもいいようなことを必死に叫んでいました。 ということは、4階あたりで「もういいや」と、Uターンして帰っちゃう猛者たちがいるってことなんでしょうか??? 。。。うーむ。。。よくわかりません。

しかし、こーいってはナンですが、姫路城のお土産って。。 うーむ。。。

一応、お土産物店はぐるっと周ってみましたが、「これだっっっ!!!」という光り輝く大発見には至らず。。。 姫路エリア内で唯一買ったのは、お香好きの友人のために桜の香りがするお線香。 満開の桜に囲まれた姫路城の写真が素敵な商品でした。

まー、お土産なんてどこへ行っても同じ様なモノが多いですが、姫路の場合は、頼みの綱がお城のみ。 土地にまつわる伝説とか、大人気の戦国武将とか、全国的な超有名温泉とかが無い分、大変なのは解りますけど。。。 みうらじゅん氏の著書に、全国のお土産で「もらったら迷惑する」イコール「いやがらせ」的なモノたちに愛情を感じ、大大的に紹介するという「嫌やげ物」という本がありますが、それをちょっと思い出してしまいました。(スミマセン!)

ぱんだの場合、鎌倉で大仏のフィギュアを見て心躍るのと、姫路城のフィギュアを見て心躍るのと、どちらかっていえば大仏ですから。。。

 

今回の旅行は、倉敷 → 姫路 → 有馬 → 神戸 という順路で周りました。 なかなか実りの多い旅行でしたが、メインはやはり姫路城でしたので、もう少し体力をつけてまたいつか訪れたいと思いました。 城見学って、結構しんどいのです。 天守以外の場所は、もう完全スルー。 ごめん、同行した「城マニア」の旦那よ。。。

年々弱まる足腰。。。 なんとかしなくちゃです!!!