7月も半ばですね。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

猛暑、酷暑の中、西日本での豪雨災害のニュースをテレビで視るたびに胸が痛みます。
前回は、東日本を津波で押し流し、今回は、西日本を豪雨による河川の決壊で押し流す。。。 神様、日本はまだまだ試練を受けなければいけないのでしょうか。

被災された地域の皆さまには、心からお見舞いとお悔やみを申し上げます。

テレビで、車の中に閉じ込められていた高齢の男性に必死で「外に出ろ!!」と叫んでいた若者がいました。 彼は半身まで使った泥水の中を歩きだし、車の中で、どうしていいのかわからずに茫然とされていたご老人を窓から引っ張りだしました。 その直後に、ご老人が乗っていた車が泥水の中に沈んでいきました。
凄まじい状況の中での救出シーンに、思わずかたずをのみながら見入ってしまいました。
こんなとき、「傍観者」である視聴者は何もできません。 当たり前のことですが、毎回、歯がゆい思いに駆られます。
「明日は我が身」と、どれだけの日本人が考えるのでしょうか。 「都心で荒川の堤防が決壊したときのハザード・マップ」も紹介されていましたが、いまひとつピンとこないです。 地震の対策はしていても、洪水の対策まで心が追い付かないのです。 都内では、死者2500名予想とされていましたが、まったく想像もつきません。

日本は良い国だと思う反面、怖い国でもあります。
この国に生きている全ての動植物が、その素晴らしい恩恵を受けながら、同時に怖ろしいリスクも背負っています。
それでも、前を向いて歩いていける強い心が、はたして自分にあるかどうかは疑問です。
先人たちのご苦労が、100%理解できるとも思えません。 でも、考えなくてはいけないのだと思います。

これから大変な時期になると思います。

一日も早い復興と、被災された皆さまが元気を取り戻されることを、お祈り申し上げます。