いきなりですが、これは先日参加した「ピアニッシモⅢ」という豪華バスで行く「昇仙峡」「影絵美術館」「いちご狩り」「オーベルジュでランチ」という日帰り旅で見た石の塊です。

天然石の宝庫、山梨県には、さまざまな石屋さんが軒を連ねています。 ぱんだは、バス酔いに堪えながら昇仙峡まで行っておきながら、メイン観光の「なんちゃらの滝(名前すら憶えてない)」は観ず、一人で石ショップを物色。

お写真のデカ石は、「ソーダライト」の塊です。 ブルーの色あいが素晴らしいのですが、「ラピスラズリ」に比べるとやはりお安い感が否めません。 鉢植えとの比較で、どれだけデカ石なのかが分かると思います。

これも、天然の水晶をそのままお店のディスプレイにしちゃってます。 どうやら、水晶の鉱山にひっつく形でお店を建てているようです。 下に転がっている(?)アメジストの原石が、丁度人間のこぶしくらいの大きさでしたので、これも相当のデカ水晶ですね。 研磨していないので、茶色っぽいのが自然体でGOOD!

余談ですが、各県には、それぞれの「音」というのが認定(?)されているようで、山梨県の音は、「水晶を研磨する音」なんだそうです。ちなみに、東京都の音は「パンダの鳴き声」、神奈川県の音は「横浜から出航する船の汽笛」だそうです。ある楽器製造会社が勝手に作ったようですが、それぞれの県について徹底的に調べあげたようですね。 パンダとか船とか研磨とか、楽器とは無縁だと思うのはぱんだだけでしょうか。

店の奥の壁に書かれた「鉱脈」の文字。 写真では見ずらいのですが、よーく見ると、キラキラと光る水晶がわかります。 ぱんだは、これを発見したあたりで大興奮。 バス酔いの最悪な気分も吹っ飛び、真面目にツアーに参加しているダンナを放っぽりだし状態。

うぉーっっっっ。。 もしかして、アンモナイト? 化石は少し高価     いけど、一個だけ購入してきました。 実際のハナシ、お値段的には東京の浅草橋の方がはるかに安いと思いましたが、やはり観光地で売られている「産地もの」というのは、それなりの価格になってしまうのでしょう。

滝のすぐ近くにある、「藤城清治 影絵の森美術館」です。 影絵って、本当に美しいっっっ!!! 黒い影がメインなのに、光の反射で色が弾けて見えます。 巨匠・藤城先生の大作たちに触れました。

乗車したのは、これです。「ピアニッシモⅢ」。 黒くて車高が高くカッコ良い!! トイレも綺麗だし、往復のお茶サービスには、帝国ホテルのフイナンシェがいただけます。 座席は横3列で、定員は25人。 いたれりつくせりのはずなのに、バス酔いとは。。。 トホホホです。

ランチは、「キングスウェル」という施設にある「カンパーナ」というイタリアン・レストラン。 英国庭園が美しいのですが、まだ薔薇には早く、残念無念。 何故か、ポニーやウサギがいます。

ですが、ここでのメインは敷地内に隣設されたホールで演奏されるパイプ・オルガンです。 イタリアのどこぞにあるものを真似して作らせた(イタリアで)ものだそうで、素晴らしい音色でした。 ホールも、音楽好きのオーナーがオルガンに合わせて建てたというから力の入れようがわかるというもの。

その後に行ったいちご狩りも、久し振りだったので楽しめました。 30分で食べろと言われても、せいぜい10個くらいしか食べられませんでした。 過去には、100個以上食べた強者もいたそうですが、ぱんだは、いちごって10個で飽きます。 ショートケーキの上に1個乗っかっているくらいの方が美味しいのです!!! って、ランチの後であまり食べられなかった悔しさまぎれの言い訳です。

なんだかんだ言って、楽しかったです。

はとバスって、いろいろなツアーがあるんですね。 料金も手ごろですので、これからも利用しようかと思っています。