先週のことになりますが、ちょっと心温まる思いをしました。

姉のご近所さんに、舞台女優さん(普段は、幼稚園経営者夫人)が住んでおられて、その方が出演されるお芝居のお誘いを受け、二人でお邪魔させていただきまた。

場所は、代々木上原の閑静な住宅地にある「MUSICASA」。 というか。。。ぱんだの知らないうちに、「代々木上原駅」が駅ビル化してました!!!! 歳月とは、恐ろしいものです。

まー、それは置いといて。

で、3人の役者さんたちが狭い空間を上手く利用しての朗読劇。 途中、朗読ではなく、「演劇」になってましたが、なかなか面白かったし、心に染みるお話でした。

いつもは、観劇の感想は別のブログ(「カバン好きにもほどがある!」)の方で愛のある毒舌交じりで記事にしていますが、こちらでは劇そのものの感想というよりも、別の視点で書いてみます。

タイトルにもしましたが、「おもてなし」とはいったい何ぞや? というツッコミが来そうですね。 例の、「オ・モ・テ・~」ではありませんが、この演目は、「ワン・ドリンク(ワインかお茶)とお菓子付き」。 まー、ここまではありがちですよね。 ところが、幕間の休憩時間にケーキが出るというのはなかなかありません。 しかも、このケーキは出演女優さん(姉のご近所さん)のお手製で、収容人数分を一人で作られてきたのだそうです。 彼女は、自宅でケーキ教室も主宰されているので、お得意の分野ではあるのかもしれませんが。。。 ぱんだの長い(?)観劇人生において、今回が初めてのことでした。

お菓子も、ワインにあうものとお茶にあうもの、両方を一人づつに用意されていました。 たとえ、チケット料金のうちに含まれているのだとしても、その気遣いが素敵だし、有難かったです。

そして。。。 なんといっても、この演目で使用した「オルガネッタ」という楽器!!! これが、おもてなし以外の何物でもないっていうくらい珍しいもの。 いわゆる、「風琴」の要領で動かす楽器ですが、これにパイプオルガンをくっ付けて音色に深みを出しています。

こういう時間、たまには良いなぁぁと、思いました。

終演後は、出演者と演奏者が出口でお見送りをしてくれました。 九州大地震の募金箱を持って。。。 もちろん、ぱんだも少ないながら募金させていただきましたよー。

 

チェチーリアという名まえの「オルガネッタ」です。

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