丁度、去年の今頃、2か月の頃にお迎えしました。
薄茶色の小さい子が女の子で「翡翠」、大きい子の方が男の子で「瑠璃」といいます。 同じときに生まれた兄妹です。
猫種はベンガルで、短毛のかわいこニャンたち。

先代のバロンの一周忌も終え、気持ちも前向きになったところでブリーダーさんに相談をさせていただきました。
お迎えして4か月ほどで去勢・避妊手術をしました。
女の子の翡翠は手術後の経過が思わしくなく、ストレスを抱えてしまいました。
そして、FIP(ドライタイプ)という不治の病になってしまい、もうもうもうもう、頭が真っ白状態でした。
FIPという病気は罹ってから1週間から10日くらいで亡くなってしまうという恐ろしい病気です。
幸い、近所にFIPに特別力を入れている猫専門クリニックが出来たところで、主治医からの勧めもあり、そちらへ通院生活が始まりました。
まだ日本では認可されていないお薬を、個人輸入して使用することで、複数の猫ちゃんたちを救ってきた病院。 
先生も凄く熱心に診て下さり、費用は多少かかりますが、翡翠は80日間の薬漬け生活が始まりました。
毎日、同じ時間に水も飲めないくらい衰弱している子に投与していきます。
心を鬼にして、翡翠に無理矢理にでも口を開けさせ、スポイトで水に溶かした粉薬を流しいれます。

翡翠は頑張りました。
80日間、飲み続けてくれたおかげで、元気になりました。
病院でも、「この子は奇跡の子だね」と言われます。
何故なら、翡翠は脳神経にまで異常をきたして、手足が麻痺して身動きが取れずにいたからです。 
本当に、感謝、感謝、感謝の日々。。。

FIPは、一度罹ったら再発の恐怖と向き合い、戦っていかなければなりません。
親である私たちも、ずーっと見守っていく覚悟です。
今現在は、翡翠はよく食べるので少しおデブになりつつあり、主治医に注意されるほどまでに快復しています。
戦う相手は、病気よりも相棒の「瑠璃」。
毎日のようにニャンレスをしてストレス解消?をしています。

先代のバロンは、糖尿病でしたがこちらも猫では珍しく完治しています。
諦めちゃダメですよね。 泣いてばかりの日々では、神様もそっぽを向いてしまいます。
猫や犬って、家族って。。。 凄い存在ですねー!!!