大変、ご無沙汰しております。
ご報告が少し遅れましたが、「コスチュームジュエリーアワード」というコンテストに応募し、「佳作」を頂きました。
このコンペには、初参加となります。 今まで、「AJCクリエイターズコンテスト」には5回ほど応募しており、いずれも「入選」か「佳作」のどちらかを頂いておりますが、初めてのコンペで勝手が解らず、右往左往しながらのダメ元参加でしたので、良くて「入選」を目指しておりました。 ですので、光栄ですし、とても感謝しています。
このコンペは、「AJC」とは違って芸術性は問われず、あくまでも「身に着けられる作品」での勝負となります。
当初、カジュアル部門での参加を希望していましたが、急遽、パーティ部門での参加とさせていただきました。マクラメの技法のみを使用し、天然石やアンティーク・ビーズをあしらった小作品とになっております。

タイトルは、「アルテミスと女官「アメジスト」」といいます。
月の女神・アルテミスの女官だったアメジストが、酒の神・バッカスに見初められて襲われそうになったとき、危険を察したアルテミスが咄嗟に彼女を水晶に変えました。 その行いを恥じたバッカスが、水晶となったアメジストの上からワインを注ぎ、美しい宝石となりました。 このギリシャ神話の逸話が個人的に好きで(石好きなので)、濃いアメジストを使用して夜のとばりのイメージを作品に表現してみました。 水晶グループには沢山の石たちがありますが、その中でも最高峰と謳われるほどの美しさを誇るのが「アメジスト」。 紫色に妖しく輝く2月の誕生石ですが、世界中にファンが多いのも頷けますね。

真正面

真横

真後ろ

新型コロナウィルスによる自粛で、自宅にいる時間が大幅に増えました。 せっせと作品を作ってはいますが、なかなかお披露目の機会を持てない状況です。 今年は「AJC」のコンペには不参加でしたので、思い切ってチャレンジして良かったと思います。
秋頃、横浜の赤レンガ倉庫内で「入選」以上の作品展示があります。 このご時世ですから、どのような展示状態になるか分かりませんが、お近くの方は、是非ブラっとお立ち寄りいただければと思います。